アシュワガンダはインドに自生するハーブの一種で、アダプトゲンと呼ばれる抗ストレスの特別なハーブです。
2013年から医薬品成分として扱われるようになり、以前はアシュワガンダを含んだ精力剤もありましたが、アシュワガンダを含んだサプリメント(健康食品)は今はありません。
アシュワガンダとは
アシュワガンダはインド原産のナス科の植物で、「インドニンジン」などとも呼ばれています。
インドの「アーユルヴェーダ」という伝統医学の中では催淫剤が若返る薬としてアシュワガンダの葉が用いられてきました。
上述した通り2013年から医薬品として扱われており、一般薬品ではなく医師の処方箋が必要な医薬品となっています。
アシュワガンダの効果と効能
- 血液の浄化
- 健胃
- 滋養強壮
- 気管支や関節痛の緩和
- 腰痛の緩和
- 抗ストレス
- 精力増強
アシュワガンダの効果や効能には血液の浄化、健胃、滋養強壮、気管支や関節痛の緩和、腰痛の緩和、抗ストレス、精力増強などがあります。
最近の研究では滋養強壮や精力向上、免疫力向上、脳機能改善作用の効果効能が報告されていて、抗ガン作用、抗ストレス作用もあると言われています。
特に抗ガン作用があることがわかったことで大きな話題となりました。
がん細胞が死滅して正常な細胞の老化を防ぐ効果があるそうです。また「ウィザノン」と呼ばれる物質の働きでがん細胞の増殖を防ぎます。
精力増強やED改善効果もあると言われています。
古くから強精剤としても使われていますからね。
ストレスに対して抵抗力を高める効果のあるアダプトゲン(抗ストレス)に分類されるハーブで、心因性の精力減退を改善する効果があります。また精子の量を増やす効果もあることが分かっています。
医薬品に指定されているだけあり、多岐にわたって効果がある成分です。
アシュワガンダの副作用
アシュワガンダには「ウィザフェリンA(Withaferin-A)」に毒性が強い成分があることがわかり、危険性があります。
一部では「それほど副作用の危険がないのでは」という人もいますが、医薬品に指定された原因もこのウィザフェリンAがあるため、何らかの影響があるのでしょう。
妊娠中の女性は流産になってしまう可能性があると言われているので摂取してはいけません。
現在は医薬品に指定されるアシュワガンダなので、普通に薬局などで手に入れることはできないのであまり気にする必要ありませんが、個人輸入でサプリメントを買う場合はアシュワガンダが含まれているリスクがありますので、このような商品は避けなければいけません。