加齢とともに徐々に増えてくるEDの症状。
勃たなくなると、男としての自信を失うことになりますので、何とか症状を改善したいですね。
ED治療というとバイアグラなどED治療薬や精力増強サプリメントという人が多いですが、お金をかけないED改善の方法としてツボを押すこともEDを克服するために役立ちます。
ツボでED改善
勃起は副交感神経の高まりと関係があり、副交感神経が刺激されてリラックスしたときに正常に勃起することができます。
ツボを押してマッサージすることで、リラックス効果から副交感神経が優位になり、勃起しやすい状況にすることができます。
またツボによっては男性ホルモンの分泌を促進したり、胃腸の働きを整えたり、自律神経を整えたり様々な効果が期待できます。
EDになる原因や改善する方法も様々ですので、症状にあったツボを押したり、ツボ近辺を一緒にマッサージすることでEDの回復に役立つこともあります。
ED改善に効くツボの場所と効果
ED改善が期待できるツボには以下のツボがあります。
■ED改善に効くツボ
- 関元(かんげん)
- 中極(ちゅうきょく)
- 大赫(だいかく)
- 命門(めいもん)
- 腎兪(じんゆ)
- 三陰交(さんいんこう)
- 商陽(しょうよう)
- 三焦経(さんしょうけい)
- 陽地(ようち)
- 労宮(ろうきゅう)
- げき門(げきもん)
またそれぞれのツボの場所や期待される効果は次の通りです。
関元(かんげん)
おへそから指2本分ほど下にあるのが関元(かんげん)です。
おへそに人差し指を置いて、薬指があたるあたりです。
「元気の源」と呼ばれるツボで、体力増加や倦怠感の予防、息切れやアンチエイジングにも効果が期待できます。
中極(ちゅうきょく)
おへそから指4本分ほど下にあるのが中極(ちゅうきょく)です。
指先を使って優しくマッサージすることで、精力増強効果が期待できます。
大赫(だいかく)
中極の指1本ほど左右外側にあるのが大赫(だいかく)です。
おへその下に指4本分ほど下の少し外側にあるツボです。
中極同様、指先を使って優しくマッサージすることで男性機能の回復に役立ちます。
命門(めいもん)
背骨の真上でおへそと同じ高さの場所にあるのが命門(めいもん)です。
後で紹介する腎兪の左右のちょうど真ん中にあります。
腎兪(じんゆ)
背骨から指2本分のところでおへそと同じ高さの場所にあるのが腎兪(じんゆ)です。
命門から指2本ほど外側に左右2つあるツボです。
親指をツボにおいて状態をそらすように曲げて刺激してマッサージをします。
三陰交(さんいんこう)
足の内側のくるぶしの数センチ上後方にあるのが三陰交(さんいんこう)です。
くるぶしに足と違う手の小指を置いて、手を上の方向にした時に人差し指が当たるあたりで骨の少し後ろにツボがあります。
ごりごりっと親指で押し込みながらマッサージをしてツボを刺激してあげます。
男性機能の回復や精力を高める効果が期待できます。
商陽(しょうよう)
人差し指の爪の付け根から3ミリほど下のやや親指寄りの場所が商陽です。
滋養強壮や精力増強、胃腸の働きを整える効果が期待できるといわれています。
商陽のツボは両手にありますので、日常的にマッサージすることで精力増強が期待できます。
三焦経(さんしょうけい)
薬指の爪の付け根から3ミリほど下の場所が三焦経(さんしょうけい)です。
自律神経を整えて、男性ホルモンの分泌を促進するといわれています。
三焦経のツボは左手のみにあります。
陽地(ようち)
両手首の手の甲側の真ん中より少し小指よりの場所が陽地(ようち)です。
体を温めて冷え性改善や疲労回復効果があるといわれています。
労宮(ろうきゅう)
手のひらのちょうど中央で手を握った時に中指が当たるあたりの場所が労宮(ろうきゅう)です。
労宮は押すと血行を良くして、精神を落ち着かせる効果もあります。
労宮のツボは両手にあります。
げき門(げきもん)
腕の内側で肘と手首の真ん中あたりの場所がげき門です。
げき門は血液の循環を良くして、動悸息切れにも効果があると言われています。
げき門のツボは両腕にあります。
まとめ
EDに改善に役立つツボの位置を見てきました。
ツボは即効性はなく、確実にEDを治すというものではありませんが、血行を良くしたりリラックス効果があることで、勃起を助ける効果があります。
お金をかけず毎日簡単にマッサージできるので、EDに悩んでいる人やいざ勝負という人は、本ページで紹介したツボをごりごりっとマッサージしてビンビンに勃起してください!