最近はEDの中でも「妻だけED」というものに悩む人が増えているようです。

また、妻だけEDが原因で離婚する夫婦もいるため、放置していると深刻な問題を引き起こすこともあり、早期に改善を進める必要があります。

妻だけEDとはどういうものなのか、またその原因や改善方法はあるのか見ていきたいと思います。


妻だけEDとは

妻だけEDは妻とする時にだけ勃たないED

妻だけEDとは、その言葉の通り妻とする時にだけ勃たない、限定されたEDです。

妻とセックスをする時に勃たないと、症状が出始めところは「今日は疲れているだけだろう」と自分で思ったり妻に説明したとしても、何度も同じ症状が出ると言い訳が通用しなくなってきます。

日を改めてセックスしようとしても勃たないため、何度か失敗しているうちに夫は男のプライドが傷つき、妻も「自分に魅力がないのでは」、「浮気しているのでは」と考えて徐々にセックスに対して抵抗が出てしまい深刻なセックスレスになってしまう人も多いです。


妊活中に発症する人も多い

妊活中に妻だけEDにかかる人も多く、その場合は妊活自体がストップしてしまうため双方に一層のストレスが溜まり、男は自分が役立たずなのではないかとプライドを深く傷つけられてしまいます。

妊活中に妻だけEDになると、夫婦の重要なコミニケーションであるセックスができないばかりでなく、子作りもできなくなるので家族計画上の大変深刻な問題になります。


妻だけEDの原因

妻だけEDは心因性のED

妻だけEDは心因性のEDの一種で、様々な原因から妻とする時にだけ性的興奮を覚えなくなり勃たなくなってしまうものです。

また他の心因性のEDと同じく、一度失敗した経験からさらにEDが悪化してしまうこともあります。

風俗や他の女性の場合には性的興奮を覚えるので普通に勃ちますが、妻だけEDになってしまうんですね。

つまり妻だけEDの原因は、妻にだけ性的興奮を感じなくなることにあります。


妻にだけ性的興奮を感じなくなる理由

  • マンネリ化が進んで妻を家族にしか感じない
  • 出産を経て「妻」が「母親」にしか感じない
  • 妊活のプレッシャー

妻にだけ性的興奮を感じなくなる理由は人それぞれです。

一般的にはマンネリ化が進んで妻を家族にしか感じなくなってしまったり、出産を経て妻が母親になって女性としての魅力を感じなくなってしまったり、妊活のプレッシャーから焦り、「妻とする=子作り」と感じて妻の時だけ勃たなくなります。

特に妊活の場合は、セックスが夫婦間のコミニケーションというよりも子づくりのためにすることになり、行為が作業になり性的興奮とは少し違った方向に脳が捉えてしまうことも妻だけEDの原因になります。

体には原因がないため20代や30代の男性にも発症するEDです。

妻だけEDの似たEDとして、「彼女だけED」というものもあり、これも彼女に性的興奮を感じなくなり勃たなくなるというものです。


妻だけEDで離婚する夫婦が増えている

妻だけEDが離婚を決意する原因になることもある

妻だけEDになると、妻としては「自分に愛がないのではないか」、「浮気しているのではないか」と疑うことになり、夫婦の大事なコミニケーションであるセックスもなくなるため、最悪離婚を決意する人もいます。

妊活中の人は、夫が妻だけEDになってしまうと子作りができる見込みがたたなくなり、女性は自分の体のタイムリミットがあるため、回復の見込みが見えないのであれば子作りができる男性と再婚した方が良いのではないかと考える人もいます。

妻だけEDは夫婦の愛情の確認ができなくなり、コミニケーションであるセックスもできなくなり、さらに結婚生活で重要な子作りもできなくなってしまうため夫婦生活に大きな支障をきたします。

そのため信じられない話ではありますが、妻だけEDが原因で離婚する夫婦が最近増えているのです。


妻だけEDは放置せずにきちんと改善

特に最近は男性の草食化が進んでいると言われ、全体的に男性の性欲が落ちているそうです。

そのため些細な原因でもEDになりやすく、妻だけEDになっている人が増えているんでしょうね。

セックスができなくても良いと考えるのではなく、夫婦生活の危機と捉えて、放置せずにきちんと改善していきたいですね。


夫が「妻だけED」になった時の妻の気持ち

傷つくのは男だけではない

妻だけEDになると男性は男のプライドが深く傷つけられることになるので、大きく落ち込むことになりますが、最悪のケースである離婚を防ぐという意味では妻の心境を正しく理解することが重要です。

夫が妻だけEDになるという事は妻にとって大変ショックな事です。

夫が自分のことを愛していないと感じてしまいますし、自分に魅力がないのではないかと自分を責めます。

また、夫は浮気をしているから自分への愛情がなくなって勃たないのではないか、と考えることもあり、あらぬ疑いを招きます。

さらに妊活をしている人であれば子作りがストップしてしまうことになり、自分には子供ができないかもしれないという焦りも生まれます。


妻へのケアが重要

このように様々なネガティブな感情が妻には起きていることがありますので、自分もプライドが傷ついている時ではありますが、妻に対するケアをきちんとする必要があります。

今日は疲れているなど言い訳を何度もしたり、セックスを避けていたりすると妻の中の不安や疑念がどんどん大きくなってしまいます。

妻だけEDになったと思ったら、そういう時こそきちんと話し合うことが必要になります。

離婚を避ける意味でも、相手の立場を考え、コミニケーションが重要だと肝に銘じておく必要がありますね。


妻だけEDの改善方法

  • 性的興奮を高められる場所やシチュエーションで行為に臨む
  • スローセックスもおすすめ
  • 時間をかけて改善していく意識を持つ

妻だけEDとなる原因にはマンネリや妊活などが原因で妻を女性として見なくなったり、セックスが作業となってしまっている事が多いです。

ですのでマンネリを脱却するために、性的興奮を高められる場所やシチュエーションで行為に臨むとEDを改善できることが多いようです。

何に興奮を覚えるかは人によって異なりますが、いつも家でしている人であれば雰囲気のあるホテルでしてみたり、妻にセクシーな下着コスプレをしてもらって普段とは違う雰囲気にするのも良いです。


スローセックスもおすすめ

あと普段妊活してる人だと、どうしてもセックス=挿入や射精ということになって、作業になりがちですのでスローセックスを取り入れてみるのもおすすめです。

挿入をせずに2人で長時間裸で抱き合ってあり愛撫をしたりすることで自然に勃起を取り戻す人も多いです。


時間をかけて改善していく意識を持つ

また焦らずじっくりと時間をかけて改善していく意識を持つことも重要です。

そう考えるとパートナーの協力が不可欠といえますので、妻にはしっかり話をして2人で乗り越えていく問題といえますね。

妻側からしたら旦那さんを責めてはいけないですし、夫側からすると女性も傷ついているということを理解してコミュニケーションをとっていくことが必要になります。