成人男性の約24%、つまり4人に1人が勃起が十分でなく時々セックスができない中症度以上のEDであると言われています。

EDは40代以上になると多くなってきます。


EDになりやすい年齢

40代以上の人がED患者の7割

EDは40代以上の人が全患者の7割以上を占めます。

ED治療のクリニックでも来院する患者が最も多い年代は40代と50代でそれだけで半分以上を占めるんだそうです。

40代以上の男性は更年期障害による血流の悪化などで、男性機能が不調になったり性欲減退したりします。


原因は加齢とストレス

原因として考えられるのは加齢ストレスです。

勃起には男性ホルモンの働きが密接に関係しますが、男性ホルモンの分泌は20歳をピークにして加齢とともに徐々に減少していきます。

1年で1%から2%程度分泌量は落ちると言われていますので、40代になると20歳の頃と比べると2割から4割勃起力が落ちていることになります。

また、40代以上の人は中間管理職の人も多く、仕事のプレッシャーがきつく上と下両方の板挟みになることもあり、仕事でのストレスがたまりやすい年代にもあります。

さらにまだまだセックスがしたいと思う年齢でもありますので、EDを治療したいという人には40代、50代の人が多いです。

このような理由からEDになりやすい年齢は40代後半から50代と言えますね。


若年性のEDが増加

ただ、最近は20代30代の人でもEDに悩む人が増えています。

年代別のEDの人口を見ると30代までは5%ほどと言われていますが、最近では私の周りで20代30代の人でもED予備軍といえる人は増えてきています。

仕事のストレスは20代や30代の人もありますし、最近は草食化が進んでいると言われ、精力減退が早めに訪れている人も多いようです。

性への興味が少なく、セカンド童貞と呼ばれる人が久しぶりにセックスする時に上手くできないことがきっかけでEDになってしまうこともあります。

30代以下の人でEDで悩んでいる人の絶対数は少ないですし、悩んでいても人に打ち明けていないので、「この悩みは自分だけ」、「恥ずかしくて誰にも言えない」という人が多く1人悩んでしまいます。

またこの若さで薬やお医者さんに頼っていいのかと考える人も多く、医師の診断を受けずに自己流の治療や放置してしまう人もいます。


放置するとさらに勃起しづらくなる

EDになると勃起をしなくなり、さらにそれで血流が悪くなり勃起しづらくなるという悪循環になります。

また加齢によってEDはどんどん進行していきますが、EDでセックスを避けているとその進行にも気づかず、気づいたときにはかなり深刻なEDになっているということもあります。

ですのでEDの治療や改善は早く始めた方が良いです。

恥ずかしい気持ちはあると思いますが、早めに医師の診断を受け、10年後20年後も元気でいられるようになることの方が重要であるといえます。

またまだ病院に行くのはちょっとという人は、精力増強サプリなど自分にできるところから精力増強を始めてみるのも良いですね。